徳川四天王の1人、本多平八郎忠勝所用と伝え、代々本多家に伝来した本多忠勝公具足を忠実に再現した甲冑師「雄山」作、10号牛皮小札黒糸威之具足・本多忠勝之鎧でございます。

鎧全身に至り高級本皮(牛革)を贅沢に使用し、兜の整備の簡易・便利性や防御力と生産力をより向上させる為に考案された大型小札=伊予小札を正絹糸で吊りながら形作る素懸(すがけ)威しを熟練した技術で見事に再現した高級感漂う重厚な鎧です。
卓越した技術でなめし加工・色付けした黒色の本皮(牛皮)と黒色正絹糸を使用し漆黒色で配色された甲冑からは、戦国時代の風合と迫力が感じられます。

また、プレスして型抜きする抜き鉢ではなく、数十枚もの金属板を加工して一つ一つ手作業でかし止めて鉢を形成していく頭形矧ぎ合せ鉢の技法で作られた兜鉢や、木彫りで作成した部品に金箔を貼り仕上げて造られた存在感ある脇立(鹿角)・前立(獅嚙)、本多忠勝の代名詞とされる「蜻蛉切」の大槍や「数珠」飾りが特徴的で大変豪華です。
甲冑師「雄山」が期間を限定して製作するモデルで生産数が少ない為、希少価値が高く、実物の甲冑を忠実に模写した見事な逸品です。


※「蜻蛉切」とは、本多忠勝が愛用した事で知られる天下三名槍。名称の由来は、戦場で槍を立てていたところに飛んできた蜻蛉が当たって二つに切れた事からその名が付いたという。通常の槍の大きさ4.5mに対し、6mほどある大槍で、晩年は体力の衰えから3尺(90cm)余り柄を短く詰められたと伝えられている。

※「数珠」は、戦の中で死した者をともらう強い思いの表れとして忠勝が身に着けていたと言われております。戦いに明け暮れ、生死の狭間をくぐり抜けた忠勝の心情が偲ばれます。

市松柄の黒色本畳みを付けた黒塗り五角形台に、好機を逃さず幸せを掴み取るという意味を持つ「鷹」を墨筆で力強く豪快に絵描いた高級手作り本仕立て屏風を合わせました。屏風には金沢箔が使用され上品な柄の二重ヘリと重厚な金金具があしらわれており豪華です。躍動感のある「鷹」が力強く描かれた金沢箔屏風が、徳川四天皇の1人として名高い本多忠勝公所用鎧を忠実に模写した重厚な鎧を良く引き立てております。

「本仕立屏風」とは、金具を一切使わず木枠に和紙を何枚も重ねて造られる手造り屏風本来の造りを再現したもので、折り曲げる部分に金具を使わない為蒔絵の絵柄が切れず美しい仕上がりが特徴の高級屏風です。



こちらの商品の特典(サービス品)
・サービス品①緑色の毛氈(もうせん)
・サービス品②お手入れセット
・サービス品③お節句説明書
・サービス品④お子様のお名前入り立札
・サービス品⑤陣羽織(お子様に着せて頂くと可愛いです)

・国内送料無料です(海外への送料につきましては有料になります)

10号本多忠勝牛革小札之鎧飾り YH-008
¥398,000(税込)
間口80×奥行60×高さ101(cm)
※五月人形とその他の細部を御覧になりたい方は別途メールで画像をお送り致します。


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