甲冑師「雄山」作、7号天賦之兜「麗」黒小札縹裾濃威之兜・別注モデルでございます。

煙りで燻すことでなめし・色付けした革に様々な絵柄を型取り漆を刷り込んで造る高価な「甲州印伝革」を使用した吹き返しと、青色を基調としたグラデーション配色に威された綺麗な正絹縹裾濃威しが特徴的で高級感漂う兜です。
「甲州印伝革」にあしらわれた「藤花」文様は、繁殖力が強く絡みながらつるを長く伸ばして成長する事から子孫繁栄や長寿の象徴、香り高い花の匂いから幸運を引き寄せ悪いものを取り除く効果があるとされ古くから縁起の良い文様として重宝されてきました。
またプレスして型抜きする抜き鉢ではなく、数十枚もの金属板を加工して一つ一つ手作業で鋲打ち止めて鉢を形成していく矧ぎ合せ鉢や矧ぎ合せ鉢や綺麗に磨き本金(24K)鍍金された真鍮製の鍬形を使用しております。
7号と小さいサイズの兜ですが、その素材や色彩にこだわり甲冑工房「雄山」に特注で製作させた当店オリジナル仕様の豪華な兜です。

割れや反りなどの狂いが出難い硬材として良質な木材「栓」を使用し、美しい天然木目を活かしながらブラウン色に塗り仕上げた台・屏風です。屏風には、古くから縁起の良い高貴な「桐」文様を写した上品な京都伝統工芸品「京唐紙」をデザイン貼りしており高級感漂います。
上質な「京唐紙」と重厚感ある硬材「栓」」を仕使用したモダンデザインの台・屏風に、古くから縁起の良い花として親しまれてきた「藤花」文様を模った「甲州印伝革」をあしらった上品な兜が良く映えるオリジナルセットでございます。


※「甲州印伝革」とは、鹿のなめし革を黒・紺・茶・エンジ等様々な色合いに染色し、裁断したあと様々な文様を模った型紙(和紙)を置き、上から漆で模様付けして作られます。数日間陰室で乾燥させ完成した印伝革は、強く・柔らかく・軽い特徴を持つ鹿革と時とともに色が冴える漆との調和で独特の風合いを出す甲州地方を代表する伝統工芸品でございます。

※「藤花」とは、?殖力が強く絡みながらつるを長く伸ばして成長するため、子孫?栄や長寿につながると考えられました。さらに花の咲く様子が実った稲穂に見立てられて豊作を連想させ縁起の良い植物とされております。咲いている様子も美しかったため、家紋としても取り入れられるほど親しまれてきました。その香り高い花の匂いは、幸運を引き寄せるという言い伝えがあり、人に害をあたえるものや悪霊などを取り除く効果があると信じられております。

※「京唐紙」とは、中国の唐から奈良時代に伝わった美しい細工紙が始まりです。京からかみを簡単に言うと版画の一種の様なもので、手彫りされた朴の木を使い、その表面に雲母(キラ)と呼ばれる絵具を付け、一枚一枚職人の手の平で和紙に文様を写し出すという伝統的な手法で作られています。今もなお襖や壁紙など室内装飾の伝統工芸品として伝え続けられている京都の伝統産業品の一つです。

※「桐」文様とは、切ってもすぐ芽を出す=切る・伐る、木目の美しさ=木理が語源で、天界に生息する瑞銃祥樹の一つ、鳳凰が棲むと言われることから日本を代表する高貴な紋様とされ受け継がれてきました。時の天下人が天皇より下賜された桐紋を忠臣に与えていた事から桐をモチーフにした家紋が多く存在すると言われています。



こちらの商品の特典(サービス品)
・サービス品@緑色の毛氈(もうせん)
・サービス品Aお手入れセット
・サービス品Bお節句説明書
・サービス品Cお子様のお名前入り立札
・サービス品D陣羽織(お子様に着せて頂くと可愛いです)

・国内送料無料です(海外への送料につきましては有料になります)

7号「麗」天賦威之兜飾り KH-130
¥158,400(税込
間口46×奥行35×高さ50,5(cm)
※五月人形とその他の細部を御覧になりたい方は別途メールで画像をお送り致します。


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