甲冑師「雄山」作、漆黒シリーズ1/3伊達政宗兜です。

生命力に溢れ不老不死の力を宿すといわれる三日月をモチーフに、戦に常勝して命を繋ぐ=家系を絶やさないという強い意志を表現したと言われている存在感のある真鍮製の三日月型前立=弦月之前立や、整備の簡易・便利性や防御力・生産力を向上させる為に考案された大型の金属板=伊予小札を正絹黒糸で吊るした鉄製の素懸威しに加え、六十二間という細かな間隔で丁寧に筋入れし精巧に作られた合金属製の兜鉢が特徴的で重厚感漂います。
あえて艶を抑えて何とも言えない深みのある漆黒色で統一した鍍金(塗装)と強い意志を宿す存在感のある弦月之前立から力強さが感じられます。兜内側は戦国時代に装着されていた兜同様に赤色で仕上げてあります。赤色を身に着けることにより積極性や決断力を与え勝負運があがると言われ、赤いふんどしと同様縁起担ぎの意味が込められております。
また兜の深いダークな色合いに綺麗な縹色の忍緒(組紐)を合わせひとつ上の上品さと高級感を演出しております。
四代目「雄山」が戦国武将の力強さやカッコ良さにこだわり製作した深みがあるダークな漆黒色が際立つ兜です。

屏風は、金具を一切使わず木枠に和紙を何枚も重ねて造られる手造り「本仕立屏風」です。独特の質感と深みのある濃紺色が特徴の上質な和紙に、古くから厄をついばむとも言われ厄除けや家内安全・商売繁盛の象徴とされ縁起の良い「雀」を模した銀雀丸紋様の「京唐紙」をデザイン貼りした日本の伝統美を感じさせる屏風です。

※「京唐紙」とは、中国の唐から奈良時代に伝わった美しい細工紙が始まりです。京からかみを簡単に言うと版画の一種の様なもので、手彫りされた朴の木を使い、その表面に雲母(キラ)と呼ばれる絵具を付け、一枚一枚職人の手の平で和紙に文様を写し出すという伝統的な手法で作られています。今もなお襖や壁紙など室内装飾の伝統工芸品として伝え続けられている京都の伝統産業品の一つです。

※「雀」は、古くから吉兆をもたらす瑞鳥、厄をついばむとも言われ厄除けや家内安全・商売繁盛の象徴とされています。同じ場所に何度も巣を作り産卵を繰り返すことから子孫繁栄をもたらす、巣を何度も出入りすることから商売繁盛をもたらす縁起物と呼ばれています。また、番い(つがい)・夫婦で共に行動することが多い習性から家内円満などを意味するとされています。

※「本仕立屏風」とは、金具を一切使わず木枠に和紙を何枚も重ねて造られる手造り屏風本来の造りを再現したもので、折り曲げる部分に金具を使わない為蒔絵の絵柄が切れず美しい仕上がりが特徴の高級屏風です。



こちらの商品の特典(サービス品)
・サービス品@緑色の毛氈(もうせん)
・サービス品Aお手入れセット
・サービス品Bお節句説明書
・サービス品Cお子様のお名前入り立札
・サービス品D陣羽織(お子様に着せて頂くと可愛いです)

・国内送料無料です(海外への送料につきましては有料になります)

1/3 漆黒伊達政宗兜飾り KH-114   
¥165,000(税込)
間口60×奥行38×高さ60(cm)
※五月人形とその他の細部を御覧になりたい方は別途メールで画像をお送り致します。


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